仕事や私生活で何かしら失敗してしまってへこんでしまうなんてことは誰にでもありますよね。人間である以上は仕方のない事ですが失敗して怒られてしまったり、自信をなくしてしまったりすると、失敗を過度に恐れるようになってしまい、行動すること自体が億劫になってしまいます。
ですが、失敗とは人生においてとても大切なことであり、人が成長するためには無くてはならないものだとわたしは思っています。
今回は失敗しても大丈夫な理由を説明したいと思います。
失敗は挑戦の証
同じ仕事を長く続けていると失敗をしなくなります。小さなケアレスミスなどはあったりしても大きな失敗をすることはなくなるでしょう。
言い換えればそれは日々の中で新しいことに挑戦していないからではないでしょうか?
毎日繰り返していることはルーティーンになっているので間違えることもそうそうないでしょう。ですが、経験したことのない事に挑戦するとなるとそうもいきませんよね。
誰かに教わったり自分で調べたりするなど自分で努力して進んでいくしかありません。その結果、失敗に終わってしまうということもあるでしょう。
ですが、その失敗した経験は決して無駄にはなりません。何が原因だったのか?次また同じことが起こらないようにするにはどうすればよいのかなど、解決策を考えて実践していくことで、似たような場面にで失敗しないように取り組むことが出来ます。
そしてその経験を人に伝えることで、その人が同じ失敗をせずに済むということもあるでしょう。
「次は気を付けよう」は思考停止
失敗することはで人は成長することができます。ですが失敗をしても「次がんばろう!」で終わっていては同じことを繰り返してしまう可能性は高いでしょう。
何が原因でこうなってしまったのか?と考えることが大切です。そして、具体的な解決策を考えて実際に行動に移すことで、同じ過ちを繰り返すことはなくなっていくでしょう。
例えば仕事で抜けがあった場合は、抜けがないように作業のチェック表を作成して作業が終わったらそこに書き込むなどです。
この場合チェック表を作ったり作業後に記入したりと、面倒な作業がふえるのでやりたくないと思う人が多いと思うのですが、「次は気を付ける」のような根性論では改善しません。人間の記憶力ほど曖昧なものはありませんからね。
かなり部分的な例になってしまいましたが、実際に表を作成して記入する習慣をつければ確実にミスはなくなっていくでしょう。
失敗して落ち込んでしまう原因
失敗して周りに迷惑をかけてしまうと申し訳なくなって落ちこんでしまいますよね。それはもう仕方のない事なのでとりあえず落ち込むだけ落ち込んだら次に向けて気持ちを切り替えましょう。
それでもなかなか立ち直れない人もいると思います。そういう人はそもそも周りのことを気にしすぎているのかもしれません。「誰かの期待を裏切ってしまった」「こんな失敗をしてしまって周りは自分のことをどう思っているのだろう、、、」「あの人にこのことを知られてしまったら、、、」などです。
わたし自身もこのようなマインドで生きていたので気持ちは痛いほどわかります。ですが実は周りは自分が思っているほどあなたのことを気にしてはいません。
これはあなたに無関心という意味ではありません。逆に考えてみますと、自分が誰かが失敗したという話を聞いたとしても、あなた自身がその事でその人のことを非難しようとは思わないと思うのです。
周りの視線を気にしすぎているあなたは相手の心の内を自分で勝手に作り出してしまっているだけだと思います。
まとめ
失敗をするということは成功をする上で間違いなく大切な工程であり、だれもが避けては通れない道であるといえます。
実際に成功した人というのはいきなり成功したというわけではなく、我々が想像もつかないような数の失敗を重ねた結果であるといことは皆さんご存じだと思います。
失敗して落ち込んでもいいと思います。ですが、それで道が終わるのではなくそのずっと先を見て次失敗しないようにするにはどうすればよいのかを考えて一分一秒でも早く立ち直るようにしましょう。
私自身もそのことを強く胸に秘めていきたいと思います。
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