瞑想で意志力を鍛える!1日5分からできる人生を変える習慣

こんにちわ、「ひとはや」です!

Apple創業者のスティーブ・ジョブズやマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ、そして大手企業であるGoogleゴールドマンサックスなどでも取り入れられている習慣のひとつとして瞑想が注目されています。

みなさんは「瞑想」と聞くとどのようなイメージを思い浮かべますか?

多くの人は「目を閉じて心を無にすること」など、少しスピリチュアルなイメージをもっている方が多いと思います。また、「そんなことをするだけで本当に効果なんてあるのか?」と疑問を持つ人もたくさんいらっしゃるでしょう。

そんなちょっと怪しいイメージのある瞑想ですが、瞑想によって得られる恩恵は大きく、習慣にすることであなたの人生を大きく変えてくれる可能性あります。

今回は簡単な瞑想のやり方と、瞑想を習慣にすることによっていったい何が鍛えられるのか?

ご説明していきたいと思います!

瞑想とは?

ひとつに瞑想と言っても、その解釈は実に様々あります。

実際にGoogleなどで調べていただくとわかるのですが、「瞑想は心を静めて無になること」「今に意識をとどめること」など、発信する方によって説明はバラバラです。

どれも間違っているわけではありません。前述の通り、瞑想に関しては様々な解釈があるということです。

ここでは瞑想を「意志力のトレーニング」と定義します。今回ご紹介する方法では心を静める必要も自分を見つめなおす必要もありません。

大切なのは呼吸に意識を集中することだけです。

似たような言葉で「マインドフルネス」というものがありますが、瞑想とマインドフルネスでは目的が明確に異なるものです。

瞑想をする目的とは?

瞑想を習慣化することで鍛えられるもの、それは「意志力」です。

わたしたちは普段何かを「やろう」とするときや、「これはやめておこう」とするときには自らの行動を自分で決めています。このときに使われるのが「意志力」です。

人の脳には前頭前皮質(ぜんとうぜんひしつ)とよばれる部位があり、ここがあなたの意志力をつかさどっています。ちょうど額と目の後ろぐらいの位置ですね。

瞑想をおこなうことで、この前頭前皮質への血流を増やすことができます。そして瞑想を習慣にすることで前頭前皮質を鍛えることができるのです。

あなたの前頭前皮質が鍛えられることで、あなたの「意志力」も鍛えられます。さらに瞑想には集中力を高める効果もあり、瞑想を習慣にすることであなたの脳は集中しやすい脳に変わっていきます。

集中力が上がることによって、仕事や趣味の時間がより充実したものに変わるでしょう。

「意志力」が鍛えられることで起こる変化

仮に、あなたには叶えたい目標があるとします。目標はなんでもいいです。

弁護士や税理士、学校の先生やお菓子職人、人によって様々な夢や目標があるでしょう。そして、それらを叶えるために必要なのは「行動」です。さて、あなたの行動を決めるものは何だと思いますか?

そう、それは「意志力」です。意志力とは、夢を叶える力そのものなのです。

意志力をつかさどっている前頭前皮質には3つの力があります。「やる力」「やらない力」、そして「望む力」の3つです。

「やる力」があれば、辛いことや退屈でつまらないことでも辛抱強く取り組んでいくことができます「やらない力」があれば、目の前にあなたを誘惑するものがあったとしても打ち勝つことができます。

そして「望む力」

この夢や目標を望む力があることで、あなたは人生の夢や目標を忘れることなく行動することができるようになります。そしてこの「望む力」こそが行動を起こすモチベーションになり、夢や目標に向かって行動する力が身に着くのです。

瞑想を習慣にすることでそれぞれの力が鍛えられ、夢や目標を忘れることなく、辛抱強く進んでいく力が身につくのです。

瞑想のやり方

「瞑想」と聞くと「心を静めて無になる」みたいに修行に近いイメージを持たれている方も多く、「興味はあるけど、瞑想ってちょっと難しそう」と敷居を高く感じている方もいると思います。

瞑想には様々な方法がありますが、今回はシンプルで簡単な瞑想の方法をお伝えします。

1 動かずにじっと座る

まずは静かで落ち着ける場所で背筋を伸ばして座ります。

床ならあぐらをかいて両手を膝の上にのせる。イスに座って行うのであれば足の裏をしっかりと床につけて行います。

音楽などがあった方がリラックスできるという方は、うるさくない程度に音楽を流しても大丈夫です。

姿勢に注意してください。背筋を伸ばすことに意識を集中することだけでもトレーニングになります。

2 呼吸に意識を集中する

リラックスできましたら鼻からゆっくりと息を吸い込みます。

息を吸うときは心の中で「吸って」と言いながら吸い込み、吐くときは「吐いて」と心の中で言いながら行うと集中しやすいです。

途中、違うことに意識をとられ「呼吸に集中できていないな」と感じたらまた呼吸に意識を戻すように心がけてください。

大丈夫。意識が他に取られてしまうのは普通のことなので「自分は瞑想に向いていない」などとは思わないでくださいね。

3 感覚で呼吸をする

心の中で「吸って」「吐いて」を繰り返し、慣れてきたら心で唱えるのをやめてみましょう。

より自然に近いかたちで呼吸をするようにします。はじめは難しいと思うので、少しずつ時間を伸ばして慣れていきましょうね。

習慣化する

瞑想のやり方はこれだけです。簡単でしょう?

しかし1日や2日行っただけでは効果はほとんどありません。ある研究では、瞑想を約3時間おこなうと注意力や自制心が向上したという結果が出ています。

つまり1日5分の瞑想を習慣にしたとすると、効果を少しずつ実感するのには約36日かかるということです。

毎日5分だけでもいいので、無理のない範囲で少しずつ取り組んでいきましょう。また、慣れてきたら10分、15分と徐々に時間を伸ばしていくのがおすすめです。

まとめ

瞑想とは脳の「筋トレ」です。

人の脳とは不思議なもので、体は年老いたとしても脳は使えば使うほど学び、成長しようとします。どんなに小さな習慣でも繰り返し行うことで強い脳になっていきます。

わたしも約1年前くらいから瞑想習慣を取り入れており、実際に効果を実感しています。

この記事を書いていることがまさにその証明といってもいいでしょう。

瞑想をはじめる前の私はとにかく集中力が続きませんでした。10分経っては時計を見てスマホを触り、「今日は30分できたからもういいや」と実りのない時間を消費していました。

瞑想を習慣にするようになってから、「学びたい」という気持ちを強く持つようになりましたし、1時間以上作業していても集中力が途切れないようになりました。

集中して取り組むことは、成功するためにはとても大切なことです。

瞑想は科学的に効果が証明された「脳のトレーニング」です。1日たった5分の実践からでも、意志力が強化され集中力もアップします。

まずは今日から、静かな場所で5分間、呼吸に意識を向けることから始めてみませんか?

習慣にすることで、あなたの脳と人生に大きな変化が訪れるはずです。

参考書籍:「スタンフォードの自分を変える教室」

著者:「ケリー・マクゴニガル」

出版社:大和書房 (2012/10/18)

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