「実際、電子書籍って良いの?」
近年、電子書籍の日本のシェアは増え続けていますが、そんななかでも紙の本とくらべて電子書籍はやめたほうがよいという意見をよく目にします。せっかく電子書籍を使ってみようかなと思っていたのにこのような記事や話を聞くと「やっぱりやめようかな?」と思ってしまいますよね?
「それはもったいない!」
結論からいいますと、「電子書籍は使った方が良い!」です。
今回みなさんにお伝えしたいことは
- 電子書籍はやめたほうがよいといわれている理由
- 電子書籍のメリット
- 電子書籍と紙の本の違い
電子書籍の購入を検討されている方はぜひ参考にしてください。
電子書籍はやめたほうがよいといわれる理由
わたしは電子書籍をおススメしています。
ですが、検索すると「電子書籍はやめたほうがいい」という記事はたくさんでてきますよね? なぜこのようにいわれているのでしょうか?
ここでは「電子書籍はやめたほうが良い」と言われいる理由を見ていきましょう。
不要な本を売ることができない
紙の本とは違い、電子書籍では読み終わって本が不要になっても古本屋などで売ることができません。
「読み終わったあとは売るか人にあげるかしたい!」というかたはこれは大きなデメリットになります。
紙の本と比べて記憶に残りにくいと言われている
デジタル端末での読書では記憶に残りにくいと言われています。
デジタル端末ではページを指でめくるなどの脳への刺激が少なかったり、通知などが邪魔をして読書に集中できないなどがおもな理由とされています。
サービス終了の可能性がある
電子書籍は紙の本とは違い、購入すれば自分のものになるというわけではありません。電子書籍はあくまでネット上のコンテンツを閲覧できるというサービスであるため、サービスが終了してしまうと本が読めなくなってしまう可能性があります。
2024年6月にはアマゾンは中国の「Kindleストア」を運営停止。利用することができなくなると発表がありました。今後、日本でも同じことが起きないとも限らないので注意が必要かもしれません。
電子書籍のメリット
ここまで読んで「電子書籍ってあまりよくないんじゃない?」と思われた方。安心してください! たしかにデメリットはありますが、それ以上にたくさんのメリットが電子書籍にはあります!
以下では電子書籍を使うメリットを説明していきます。
値段が安く買える、読める
紙の本とくらべて電子書籍は安く購入することができます。
ストアによっては無料でよめるものありますし、月額定額で200万冊以上が読み放題サービスの「Kindleunlimited」などを使えば月に1,000円ほどで読み放題となっています。ただし、読みたい本が「読み放題の対象」になっていないと読むことができません。
30日間の無料お試し期間がありますので、どのような本が並んでいるのか雰囲気をみてみるのも良いですね。
本の置き場所に困らない
電子書籍であれば端末の容量や本の種類にもよりますが、数百冊ほど保存しておくことができます。どれだけ本が増えても端末一台分のスペースですむので場所を気にせずに購入することができます。
紙の本はたまっていくと部屋のスペースを圧迫していきます。定期的に売ったり人にあげている方であればスペースに困ることはありませんが、手元に置いておきたいというかたなら大きなメリットになります。
自宅で購入できる
電子書籍であれば自宅で購入してすぐに読み始めることができます。わざわざ書店にいかなくてもよいのでお手軽ですね。
「書店にいって本を探すのが好き」という方にはあまりメリットは感じられないかもしれません。
電子書籍のストア内でもオススメの本や著者を紹介してくれるので、本屋さんで見ているような感覚でお買い物をすることができますよ!
在庫切れがない
紙の本だと書店になければ取り寄せしてもらうしかありませんが、電子書籍であれば在庫切れの心配はありません。
全国どこでも配信されている作品を購入することができるので、電子書籍化されている本であればいつでも手に入れられのが大きなメリットです。
文字を拡大できる
「紙の本だと文字が小さくて読みにくい」というかたも電子書籍なら文字の大きさを変えてよむことができます。
文字の大きさはKindleでしたら14段階あり、紙の本のような文字のサイズから1ページが10文字ほどでうまってしまうようなサイズまで変更することができます。
紙の本と電子書籍の違い
これまで電子書籍についてのメリットについて説明してきました。
ここ数年で電子書籍のシェアは大きくなっています。そんななかでもあえて紙の本を好んで読んでいる方もたくさんいらっしゃいます。
紙の本を好む理由としては「好き」という理由ももちろんありますが「記憶として定着しやすい」という理由もあるようです。せっかく本を読んで勉強してのですから大切に思った部分はしっかりと記憶に残していきたいですよね!
紙の本が長期的な記憶に向いている理由
紙の本と電子書籍のちがいは、文字通り「紙」か「電子」かの違いです。
紙の本はページをめくるときに指でめくりますよね? 指先の感覚が脳への刺激となり記憶に残りやすいといわれています。また、デジタル端末で読むよりも紙の本で読むほうが読書に集中することができるため、記憶に残りやすいともいわれています。
これは実際にデジタルと紙の本を使って行われた研究の結果として証明されています。デジタル端末への「慣れ」も大きな要素として関係してくると思いますが、デジタル端末では通知などが邪魔をして集中力が散漫してしまうということはありそうですね。
まとめ
上記のとおり電子書籍にはメリット・デメリットがあります。単純に慣れていないという理由で「紙の本のほうが良い」と考えている方もいるでしょう。
しかし、「値段」「本のスペース」「読みやすさ」など電子書籍にはメリットがたくさんあります。通知を切るなどしておけば紙の本と変わりなく読書に集中することもできます。読書中にメモを書くこともできますし、文章に線をひいてあとから見返すことができる「ハイライト機能」も勉強や内容を記憶するのにもとても便利です。
ストアによりますが、無料で試し読みができる本も多数あります! 「スマホ」や「タブレット端末」をもっているかたでしたらすぐ購入することができますので、ぜひ試してみてください!
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