過去と他人は変えられない!変えられるものに時間を使おう 

 こんにちわhitohayaです。仕事やプライベートで誰かと一緒にいるとどうしても自分と合わない部分がでてきてストレスを感じてしまうことありますよね。なんとかその人を変えられないかと日々思考を巡らせている人も多いと思います。

有名な精神科医エリック・バーンさんの言葉で「過去と他人は変えられない。変えられるのは未来と自分だけ。」という言葉があります。変えられないもの変えられるものをハッキリと言ってくれていますね。

人は変えられない、だから自分自身が変わるという姿勢が大切であると言っています。

他人は変えられないもの

 「過去と他人は変えることはできない」。これは事実ですね、実際に過去に起きた出来事に関してはどうしようもありません。では他人はどうでしょうか?

私たちは他人を変えようとすることはできますが、最終的にその人が変わるかどうかは本人が決めることです。私たちにはどうすることもできません。

有名な書籍「嫌われる勇気」に以下のような言葉がでてきます。

「馬を水辺に連れていくことはできるが、水を飲ませることはできない。」

岸見一郎、古賀史健「嫌われる勇気」(ダイヤモンド社、2013年)

これは水を飲ませようと馬を水辺に連れていくことはできるが、水を飲むかどうかを決めるのは馬自身であるということわざですね。あなたが他人を変えようとどれだけ努力したとしても、あなたができるのは相手にきっかけを与えるところまでです。

あとは本人の問題です。相手を絶対に変えてやろうと正論や理詰めで相手を追い詰めるとかえって状況は悪くなるでしょう。

相手に伝えたらあとは相手に任せるべきなのです。

自分は変えられるもの

 「変えられるのは未来と自分だけ」。これは自分の意志で影響を与えられるものはこれからの未来と自分自身だけという意味です。

変えられる「未来」。これからの自分たちの行動や選択で未来を変えていくことができるという意味ですね。そしてもうひとつは自分が変わるということですね。

職場で例えてみましょう。一緒に仕事をしていて、どうしても我慢できない人がいたとします。この場合、他人を変えることができないので自分が変わるしかありません。この場合の「変わる」は大きく分けて二つです。

  1. 転職や部署移動などで自分がいる場所を変える
  2. 自分の考え方や受け止め方を変える

転職や部署移動などで自分がいる場所を変える

これは移動することでその人から離れるということです。自分の環境を変えることで解決するという考え方ですね。

他人に対するストレスもなくなりますのでこの方法が解決するのに一番手っ取り早いです。ですが、移動するには大きな労力を使いますし、転職や移動した先ではまた違う「他人」というストレスが待っている可能性があります。

自分の考え方や受け止め方を変える

これは違う視点を持つというものです。他人の行動や言動をとがめるのではなく、そのような行動をとった原因について考えてみたり、他人の良いところに目を向けることで自分のストレスを緩和するという方法です。

このような考え方をすることで、そのような行動をとる原因が自分や環境にあったと気づく場合もあります。このような気づきがあれば解決に向けてのアプローチのしかたも変わってきますよね。

その場の状況だけで判断するのではなく、広い視野をもつことであっさり解決してしまうこともあるかもしれません。

まとめ:変えられるものに注力するべし

 他人を変えるのは本当に難しいんです。人間は根本的には違う生き物ですし、育ってきた環境も違えば価値観も違います。

自分にとっては正しい事でも相手からすれば間違っているということもたくさんあります。相手を変えようとするのではく、自分が変わる努力をするほうがずっと楽ですし効果があります。

また、自分が変わることで相手を変えるきっかけになることもあるでしょう。自分に原因がある場合もあれば、こちらから積極的に話しかけたりすることで相手の行動が変わってくることもあるかもしれません。

相手を変えようと注力するよりも自分が変わることに注力しよう!

番外編:過去と未来

過去は変えられない

 今はまだ21世紀なのでタイムマシンはありません。実際に過去に戻って起きた出来事を変えるということは不可能です。

しかし、心はいつでもタイムスリップできると思っています。誰にでも失敗したときの嫌な記憶の一つや二つはあると思います。仕事や人間関係のトラブル。そのときの失敗をこれからの未来に生かし、よりよい選択ができるようになります。

過去を変えることはできませんが、向き合い方を変えることで過去の意味を変えることはできますね!嫌なことはたくさんあったかもしれませんが、無駄なことは一つもないのだと気づくこともできます。

未来は変えられる

 過去とは違い、未来は変えることが出来ます。変えるというよりも選択肢を増やすことが出来るという方が正しいですね。

未来は変えられるといいますが、すでに起きた過去とは違っていろいなハプニングが待っているのも未来です。過去の失敗や成功から学び、自分なりの選択肢を増やすことでよりよい未来へ前進していくことができるでしょう。そのために日頃から学ぶという意識をもつことが大切です。

ですが、どれだけ万全に用意をしていたとしても未来は何が起こるかわかりません。事故、病気、災害。どれもいつどうなるかなんて予測することは不可能です。

これから長い人生を生きていくうえで大切なのは「明日死ぬかも」と日々を全力で生きていくことではないかと思います。どうしようもないことに悩むのではなく、自分自身のために時間を使っていきたいですね。

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