紙の本と比べて電子書籍は記憶に残りにくい?デジタルでも記憶に残す読書法!

 こんにちわhitohayaです。勉強もできて読書をするのにもとても便利な電子書籍。ですが、電子書籍は記憶に残りにくいから勉強には向いていないという記事もでていて「試してはみたいけど紙の本でいいや」という方が多いのではないかと思います。

わたしも電子書籍を愛用していて勉強に読書にとても大活躍です。わたし自身はとくに頭に入りにくいとかは感じたことがありませが、2012年の研究ではタブレット端末よりも紙の本のほうが理解度もたかく記憶に残りやすいことが示されています。

では電子書籍では記憶に残るような読書はできないのでしょうか? 今回は電子書籍では頭に残りにくい理由と電子書籍でも集中して学べる方法をご紹介します!

電子書籍が記憶に残りにくいと言われる理由

 まずは紙の本と比較して電子書籍が記憶に残りにくいといわれている理由をいくつか説明します。

読書に集中できていない

 空き時間にタブレットやスマホで本を読んでいる人は読書に集中できていない可能性があります。デジタル端末で本を読んでいるとSNSやLINEの通知が入ってきたり、ニュースなどが表示されたりすると、そちらが気になってしまい読書そのものに集中することができません。

その結果、文字を目で追っているだけの形だけの読書になってしまいあなたの記憶に残らないのです。

睡眠の質が落ちる

 読書で得たものがあたまに定着しないのはパソコンやタブレットなどのブルーライトが原因で睡眠の質が落ちていることが原因だといわれています。

睡眠の質が落ちると睡眠不足になり、記憶をつかさどる脳の海馬という部分に悪影響をあたえ、憶力が低下するという研究結果が出ています。おそくても睡眠の一時間まえにはパソコンやタブレットなどを見るのはひかえるようにしましょう。

物理的感覚が乏しい

 興味や集中力をうしなわないためには「紙を指でめくって文字を読む」などの多感覚活動が必要であるという論文が発表されています。指先で紙のページをめくると指先からの刺激が脳にはいり、より読書への没入感が得られるため記憶に残りやすいと言われています。

電子書籍でも記憶に残りやすくする工夫

 これまでは紙の本に比べて電子書籍ではなかなか記憶に定着させにくいと説明しました。ですが電子書籍でも工夫することでしっかりと内容を記憶させることができます。

就寝の一時間前まえは画面を見ない

 上記でもふれましたが、睡眠の一時間前などには画面を見ないようにすることです。画面からのブルーライトなどで睡眠の質が落ちてしまい、頭にはいった情報がうまく記憶として定着させることができません。

通知を切る

 電子書籍を読むときはタブレット端末などの通知をオフにしましょう。よけいな情報がはいってこないようにすれば集中して読書をすることができます。読書中に通知が入ってきたりすると集中できないほかにそれが気になってしまいそのまま本から離脱してしまって読書そのものができなかったということにもなります。

電子書籍に慣れる

 単純に電子書籍に慣れていないせいで集中できずに記憶に残りにくい場合があります。ふだんから紙の本で読書をされている方がタブレット端末などで本を読むとページをめくったりする際にどうしても違和感を感じて集中できません。

わたし自身がそうでしたが、これに関しては使って慣れていくしかありません。

ハイライトなどの機能を使う

 ハイライトなどを使うことで記憶に残りやすい読書をすることができます。ハイライトというのは文章にマーカーをひける機能です。4つのカラーがあり、気になった文章や重要な文などにハイライトをしていつでもその文章にとぶことができます。

ひととおり目を通しながら気になった文にハイライトをしてもう一度読み返すことでしっかりと記憶に残るようになります。目次などにも引くことができるので、目次読みをする場合などには気になる目次だけに線をひいてそこから本文にとんで読むこともできます。

まとめ

 長期的な記憶を目的とするのであれば紙の本の方が良いということが研究結果としてでていますが、電子書籍でも工夫次第で記憶に残る読書をすることができます。読書に集中できる環境を整えて、ハイライトなどの機能を使って効率よく知識や内容を吸収していきましょう。

はじめはデジタル端末そのものに慣れておらず「使いにくいし内容が頭にはいっていかない」と感じる方も多いと思いますが、使い続けていれば慣れます。わたしもはじめは慣れませんでしたがひと月もしないうちにすぐに慣れました。

便利な機能がたくさんついていて置き場所にも困らない。紙の本で読書を続けていた方も是非この機会に電子書籍というものに触れてみてください。きっとあなたの読書生活をより良いものにしてくれます♪

 

 

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