職場の苦手な人との接し方 反応しないコツ

 こんにちわhitohayaです。

職場という組織で働いているとどうしても人間関係で悩みをかかえてしまいますよね。「どうしてこの人は周りに気をつかえないんだろう?」など自分ではどうしようもない部分でイライラしてしまうと精神的にもしんどくなってしまいます。

しかし、残念ながらどの職場にいてもこのような人は一人や二人はいるものです。

今回はそのようななかでも嫌いな人や苦手な人とのかかわり方。反応しないためのコツを紹介していきたいと思います。

嫌いになってしまう理由とは?

 職場の人間関係には2・6・2の法則が存在します。

これは、どのような人も職場という組織の中では2割の人には好かれ、6割の人とは好きでも嫌いでもなく、2割の人には嫌われるといわれる法則です。

第一印象でこの人はなんとなく好きだけど、この人はなんとなく好きじゃないなと感じたことはありませんか?

このように相手もあなたをなんとなくで好きか嫌いかを判断している場合があります。これがだいたい2・6・2の法則に当てはまっているというわけです。

こう考えると、ある程度は嫌われてしまうのは仕方のないことですね。

嫌いな人との付き合い方

 職場で苦手な人や嫌いな人がいると仕事に対するモチベーションが落ちてしまいます。しかし、仕事である以上は嫌いな人とも関わらなければ仕事を回していくのは困難でしょう。

そんなときは嫌いな相手との接し方や視点を変えてみましょう。

嫌いな相手と距離をとってみる

 ひとつの方法として、苦手な相手との距離をとってみましょう。挨拶や業務連絡など仕事の内容以外でできるだけ関わらないようにすると自然と距離をとることが出来ます。

イベントや食事の場などでは席の距離をあけてもらうなどしてもらい、相手との距離をコントロールしながら接点を減らしてストレスを減らしていきましょう。

会社は仕事をする場所なので、嫌いな人と無理に仲良くなる必要はありません。ですが、嫌いだからといって態度に出して雰囲気をギクシャクさせてしまうのはよくありません。

あくまで距離を置くことが目的です。周りの仲間に迷惑をかけないように静かに離れましょう。

客観的に相手を見てみる

 相手の嫌いな部分を意識するのではなく、「この人はこういう人なんだ」と少し達観した位置から相手を見てみるとよいかもしれません。

相手を第3者の視点でみてみることで嫌いな人と苦手な人という意識が和らいでいくこともありますよ。

自分自身を振り返ってみる

 嫌いな相手がいるとどうしてもその人のわるいところばかりに気を取られてしまいますが、もしかしたら原因は自分にあるかもしれません。

自分ではちゃんとやっていたつもりでも細かいところができていなかったりですね。それで相手の言い方がきつくなったりしているのかもしれません。この場合は指摘をせずに態度に出している相手にも問題はあります。

いちど自分自身を振り返ってみてもよいかもしれません。自分の問題点に気づくことが出来れば自分自身の成長にもつながりますし、ストレスの軽減にもなります。

嫌いな相手へのNG行動

 いくら相手が嫌いだからといってその相手にたいして露骨に態度に出したりするのはやめましょう。不要なトラブルな原因になりますし、はたから見ていても社会人としてみっともなく見えてしまいます。

仕事と割り切って大人として対処しましょう。

陰で悪口を言う

 嫌いな人がいるとどうしても悪口を言いたくなってしまいます。さらに、嫌いな人同士が集まってしまうとさらに悪口で盛り上がってしまうでしょう。

一時的にストレスは緩和するかもしれませんが、根本的な解決にはなりません。むしろ思い出してイライラが加速してしまい、余計に嫌いになってしまうこともあります。

それに自分たちが悪口をいっていたことを本人に人づてで伝わったりすると本人に直接伝えるよりも印象が悪くなってしまいます。

無視をする

 嫌いな相手を一方的に無視するということもやめましょう。これはもう単純に幼稚ですし社会人としても三流です。

仕事は個人でこなしているものではなく、あくまでチームで行っているものですので、コミュニケーションを放棄する人間がいると業務に支障をきたしてしまいます。無理に仲良くする必要もありませんが、挨拶や必要な連絡などは好き嫌い関係なく積極的にとっていきましょう。

感情的になる

 ストレスが溜まってくると嫌いな相手にたいして、つい感情的になってしまうこともあると思います。それがだんだんエスカレートしていってしまい大きなトラブルに発展してしまうことになるでしょう。

相手が嫌いだからと言って攻撃的な口調で接してしまうと、それはあなたが感じていることと同じことを相手も感じてしまうことになります。相手に対して不満を感じていたとしても、それを表に出すのはやめましょう。

相手を嫌いと思ってもその人を傷つけるようなことはやめましょう。

人間関係を改善を試みる

 嫌いな相手へにNG行動は論外ですが、相手に伝えても問題が改善しないときも多々あります。そんなときの改善方法をご紹介します。

同僚や上司に相談する

 問題の解決が難しい場合は上司に相談してみましょう。悪口を言うのではなく、困っていることを理解してもらい解決を望んでいることを伝えることが大切です。

チームで仕事をしているのあれば同僚に相談をしてみるのも良いと思います。ですが、愚痴や悪口は厳禁です。ほかのメンバーも同じことを感じているのであればチームの意見として直属の上司に相談すると効果よりがあります。

個人ではなくチームの問題であれば会社としても問題ごととしてとらえてもらえますし、解決に向けて動いてくれることも多いです。

異動願いを出す

 改善が難しく、業務自体に支障をきたすような場合は異動願いをだすのも。人事や総務などに事情を説明すれば配属を変えてもらえる場合もあります。

ですが、異動した部署との人間関係を新しく構築しなおさなければならないのと、業務内容が違えばまた仕事を覚えなおさなければいけないなどのデメリットもあります。

我慢して解決

 不要なトラブルを避けるあまりに自分が我慢することで解決しようとする人がいますが、我慢することが一番よくありません。なぜなら、仏でもない限りそんな環境で我慢し続けることなんてできないからです。

毎日ストレスを感じながらそれをひたすら我慢する。そんな環境でいつまで平常心でいられるでしょうか? いずれ時がきたら大きな爆弾へと成長してふとしたひょうしに大爆発します。

それはもう取り返しがつかないことになるでしょう。こうならないためにも自分が犠牲になる以外の方法で解決に向けて行動していくことが大切です。

我慢して一時的に抑え込むことが出来ても、その思いがなくなることはありません。

まとめ

 2・6・2の法則にもあるように、どのような環境でも苦手な人や嫌いな人というのは一定数いるので仕方のない事です。

そこにたいして自分自身が我慢して解決しようとするのではなく、あなた自身が精神的にストレスを感じているのであれば、距離を置いたり、視点を変えるなどして解決に向けて動きましょう。

解決に向けて工夫してみてもどうしようもないときは相談したりするなどして周りを巻き込んでいきましょう。周りに自分の状況を伝えて、改善を望んでいることを伝えることが大切です。

それでもどうしようもないときは異動願いの提出。場合によっては転職も考えてもよいかもしれません。会社員として生きるなら人生のほとんどの時間を仕事で費やすことになります。

ストレスフルに過ごすことはあなたにとってもよくないことです。これからの人生を楽しく過ごすためにも我慢せずに行動していきましょう!

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