「夫が家事を全然してくれない・・」生活をしていると職場や身の回りで愚痴をこぼす人を時々見かけます。詳しく話を聞いてみるとどうやらパートナーが亭主関白な人のようです。
亭主関白な人とは一言でいうと妻を家政婦さんと勘違いしている人です。厳密には違うかもしれませんがだいたいこんなもんでしょう。よくモラハラ夫と行動されがちですが、全然違います。後者は最悪です。
こういった関係は長続きせず将来的にお子さんがいらっしゃればお子さんの成人のタイミングや夫の定年退職などのタイミングで離婚となるケースは多いでしょう。
なぜなら昔と違って今は夫婦共働きで家は二人で支えるという家庭が一般的だからです。
働く時間や収入の違いはあれど、相手への思いやりがなければ小さな鬱憤は積もり積もってどこかで爆発してしまいます。それがきっかけで修復不可能な関係になってしまうこともあるでしょう。
亭主関白な男性の特徴
亭主関白な夫とは?
具体的に亭主関白とはどのような人のこというのでしょうか?
亭主関白な男性の特徴を調べてまとめてみました。
家庭内で実権を握っている
亭主関白な夫の家庭は基本的に夫が方針を決めています。
なにかをする際は必ず夫の意見が最優先されます。住宅の間取りや子供の教育方針など、夫婦で相談して考えていかないといけない場面でも夫の意見が優先されることも多いでしょう。
家事などはしない
家事育児は女性の仕事という価値観をもっている方が多いです。
食事のときに何か物をとる際も自分では動かずに妻や家族にとってくるように命令したりすることもあります。
食器なども片づけずに食べたらそのままにして床につく方も多いでしょう。
亭主関白の良いところ
亭主関白な人の特徴をかいつまんで見ていくと、わがままで自己中心的なイメージが多く見受けられます。
ですが亭主関白な男性は悪いところばかりではありません。家を守るのが男の仕事と考えている男性が多いため仕事はまじめで、贅沢もせずに貯金などもコツコツとり組んでいけるという一面もあります。
そのため態度はすこし横柄なところがあっても夫婦の間には尊敬があり信頼があるので最後まで添い遂げる夫婦も多いです。
今と昔の違い
現代でも上記で説明したような価値観を持った男性は思ったより多いです。筆者のまわりにも結構いました。
「男性は仕事、女性は家庭」というような価値観を両親から受け継いできているのかな? とも思っています。が! 今と昔では状況はまるで違います!
女性も働きに出て共に家庭を支えていかなければ、生き抜いていくのはかなり厳しい時代でしょう。
この時代にそのような価値観を持ち込まれては女性側からすればたまったものではないでしょう。これはどちらかがやるべきだと決めつけるのではなく、今は家事も仕事も育児も夫婦ともに支えあっていくのがあたりまえな時代ではないでしょうか?
もちろん家庭によって違いはあると思います。夫の収入だけで十分に生活していけるような家庭であれば女性は家庭に入って家事育児を任せるというやりかたも正しいのではないかと思います。
夫婦円満にやっていくには?
結局なにが大事なのと聞かれたら感謝の気持ちが大切なのではないでしょうか?
一緒になりたての頃は何かしてもらったら「ありがとう」と感謝の言葉が自然に出てきてたかもしれませんが、時間がたつと慣れてしまいます。どちらかが何かをしてもらうのがあたりまえになってくると感謝の気持ちが薄れていき「ありがとう」という言葉がなくなっていきます。
おそらくこれが一番のきっかけになるのではないかと思います。何かをしてもらうのはあたりまえではありません。一日に一回でいいので感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
感謝の気持ちが薄れていってしまったとしても無理してでも自分から必ず伝えるようにしましょう。そうすることできっと円満な夫婦生活がスタートできるはずです!
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